キス
スズキ目
キッス
キスの語源は間違っても「KISS」ではない。口元がカワイイから、などと言って、調子に乗ってはいけない。あくまでもサカナ図鑑を名乗っている以上は、真面目でなくてはならない。正しくは、多くが岸辺に棲息することから、キシ(岸)がキスになったのこと。ちょっと平凡だな。思い切って「キッス」にしたらどうだろう。ん、またまた調子に乗りすぎた。
『ブリの照焼』『サバの味噌煮』『舌平目のムニエル』。もちろん『キスの天ぷら』もそうだ。もはや、料理とセットになっている魚たちの一群がいる。分類上「料理目」を設けたいところだが、生物学的には全く脈絡がないので、あくまでも非公式。ちなみにトビウオは、この「料理目」に属するほどの料理が見当たらなかった。非公式とは言え、若干、残念だ。(多分に空想を含んでいます。)